グルメ・レシピ

福島の円盤餃子とは?丸く並べる理由と元祖「満腹」など名店3軒

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フライパンいっぱいに小さな餃子をぐるっと丸く並べて焼く、福島市の「円盤餃子」。テレビのご当地グルメ企画でもたびたび取り上げられる名物です。

この記事では、円盤餃子がどうやって生まれたのか、なぜ丸く並べるのかと、福島市で食べられる名店3軒をまとめました。

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円盤餃子とは?

円盤餃子は、小ぶりの焼き餃子20〜30個をフライパンに円形にすき間なく並べて焼き、大皿にひっくり返して出す福島市のご当地グルメです。

ひとつひとつが小さめで、油っぽさも控えめです。あんは豚ひき肉にハクサイ・ニラ・ネギなどの野菜が入った、さっぱりめの味が基本です。

始まりは戦後の屋台。丸く並べるのには理由があった

円盤餃子のルーツは、戦争が終わって満州(今の中国東北部)から引き揚げてきた人たちです。

1953年ごろ、福島稲荷神社の近くの闇市で、満州で餃子を覚えた女性が屋台で餃子とお酒を出したのが始まりとされています。このお店が、のちの「満腹」です。同じころ、飯坂温泉では「照井」も満州帰りの店主が餃子の店を開きました。

丸く並べるのは、屋台で使っていた七輪は火力が弱く、一度にたくさん焼くためにフライパンいっぱいに並べたのがきっかけだそうです。

福島ならではの食べ方

  • ご飯と一緒には食べない:元祖の「満腹」はご飯や麺類を出していません。円盤餃子は「お酒のおつまみ」として親しまれてきました
  • 夜だけ営業のお店が多い:餃子屋さんというより、餃子が主役の居酒屋に近いスタイルです
  • 売り切れたら閉店:手作りの数に限りがあるので、遅い時間に行くと終わっていることもあります

地元のお店でつくる「ふくしま餃子の会」は、巨大な鉄板で円盤餃子を焼くイベントなどで、この食文化を広める活動をしています。

福島市で円盤餃子が食べられる名店3軒

※営業時間や定休日はガイドサイトなどで調べた情報です。変わっていることもあるので、行く前に電話で確認してください。

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元祖円盤餃子 満腹(福島駅から徒歩15分)

円盤餃子の生みの親とされるお店です。1953年に屋台から始まり、今もご飯や麺類なし・餃子とお酒が中心のスタイルを守っています。皮は手でこねて作っていて、焼き目はパリッ、反対側はモチッとした食感が特徴です。

  • 住所:福島県福島市仲間町1-24
  • 営業:平日は夕方から、土日祝は昼から(餃子がなくなり次第終了)
  • 定休日:火曜・水曜

餃子 照井(飯坂温泉/福島駅東口)

「満腹」と同じ1953年創業、飯坂温泉の老舗です。薄めの皮を多めの油でパリッと焼き上げるのが照井流。人気店なので、時間帯によっては待つこともあります。

飯坂温泉まで行けない人は、福島駅東口の支店なら駅からすぐです。

  • 飯坂本店:福島県福島市飯坂町錦町1-21(飯坂温泉駅から徒歩約5分)/夜のみ営業・水曜休み
  • 東口店:福島県福島市栄町1-1(JR福島駅東口)/昼と夜の二部営業・火曜休み

餃子の店 山女(福島駅から徒歩3分)

1964年創業。注文を受けてから皮を1枚ずつ手でのばして包むお店です。福島駅から近いので、出張や旅行のついでに寄りやすいのもうれしいところ。

  • 住所:福島県福島市早稲町5-23
  • 営業:夜のみ(材料がなくなり次第終了)
  • 定休日:日曜・祝日(不定休あり)

まとめ

  • 円盤餃子は、小さな焼き餃子をフライパンに丸く並べて焼く福島市のご当地グルメ
  • 戦後、満州から引き揚げた人が屋台で始めたのがルーツ。七輪で一度にたくさん焼くために丸く並べた
  • ご飯ではなくお酒と一緒に楽しむのが福島流。夜だけ・売り切れ次第終了のお店が多い
  • 元祖の「満腹」、飯坂温泉の「照井」、駅近の「山女」が定番の3軒

福島に行く機会があったら、夕方早めの時間に円盤餃子とビールで一杯、がおすすめです。

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